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インディペンデント映画にしか撮れない中国がここにある。今回の中国インディペンデント映画祭は、検閲を通してないため、中国では劇場公開されていない作品が多々ある。そのため検閲を通さない意図で作られた作品には、庶民の生活や想い、願いが投影され、初めて見る中国の実状が如実に投影されている。
公式サイト 作品紹介
「山清水秀―息子」 3/13〜3/15 12:20〜14:00
広東省の農村で暮らす阿水には、妊娠中の妻と親代わりに育ててきた弟と妹がいた。その弟が強盗事件を起こして捕まってしまう。このままでは死刑は確実だが、2万元あれば何とか話がつくという。阿水は弟を救うために、生まれてくる子供を売ろうと考えるのだが……。
「高 三」 3/13〜3/15 14:15〜15:50
福建省にあるごく普通の高校で、受験勉強に取り組む3年生のあるクラスを1年かけて追ったドキュメンタリー。熱血教師の指導のもとで懸命に勉強に励む生徒たちの姿から、一人っ子政策の歪み、貧富の格差、ネット中毒などといった現代中国の問題点が垣間見られる。
「アザー・ハーフ」 3/16〜3/18 12:20〜14:00
弁護士事務所で書記係として働き始めた小芬は、そこで町の人々の様々な相談事を聞いては記録に留めている。そんな彼女もまた、だらしない恋人に不安を感じていた。ある日、町で殺人事件が起こり、時を同じくして恋人が失踪してしまう。
「草 芥」 3/16〜3/18 14:15〜15:55
引越屋で働くさえない男のマーイーは、ある日娼婦のフーディエに一目惚れする。二人は次第に打ち解け、親戚に紹介するまでになるのだが、彼女の夫の出現によって淡い夢は打ち砕かれ……。
社会の底辺で生きる者たちの鬱屈した世界観が巧みに描かれている。主演はロック歌手で作家の麦子。
「牛乳先生」 3/20〜3/23 10:20〜12:00
父を亡くし、高校を退学して田舎に帰ってきたチンションは、村長から小学校の先生に任命される。だが村は財政難。村長は、給与の代わりにチンションに乳牛を一頭与え、牛乳を売って金にするよう勧める。子供たちの成績は優秀で、牛も元気に乳を出し、とても順調に思えたのだが…。
最近注目を浴びている楊瑾監督のデビュー作。
「ジャライノール」 3/20 12:10
内モンゴル・ジャライノールの炭鉱で蒸気機関車の運転士をしている朱とその弟子の李は、良きパートナーであった。だが朱は娘夫婦と暮らすため炭鉱を離れることに。それを知った李は、朱が行く町まで見送ることにする。
風景の美しさもさることながら、男たちの表情に監督の力量を感じずにはいられない傑作。
「収穫」 3/21〜3/23 12:10〜13:50
ホンミャオは北京の床屋で働く、いわば風俗嬢である。仲間や男友達に恵まれ、楽しく毎日を過ごしている。しかし、故郷の父が深刻な病気にかかっており、彼女はその治療費を負担していたのだった。 社会の底辺と思われがちな人々を、生き生きと魅力的に見せてくれる強くて優しいドキュメンタリー。中国でタブー視される性産業従事者を正面から撮ったこの作品は、香港や台湾でも物議をかもした。
「小蛾の行方」 3/24〜3/26 10:20〜12:00
病気で歩けなくなった11歳の少女・シャオオーは、千元である夫婦に売られ、街角で物乞いの商売をさせられる。ある時、やはり物乞いをしている片腕の少年から逃亡をもちかけられる。かくして2人の逃避行が始まるのだが…。
中国の闇を描く社会派ドラマでありながら、スリリングな展開からも目が離せない。
「オルグヤ、オルグヤ」 3/24〜3/26 12:10〜13:40
内モンゴル北部に暮らすエヴェンキ族は、政府から狩猟を禁止され、新しい居住区へ移住させられた。しかし、彼らの一部はオルグヤの森に戻り、昔ながらの生活を続けている。夫と死別し、子供とも離れて暮らすリュウ・シアは、アルコールが手放せない。弟のウェイ・ジアも、目標を見失って酒びたりの日々。そんな彼らを酋長のマリアが見守る。時はゆっくりと流れ、遠くにトナカイの声が聞こえる。(ドキュメンタリー作品)
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