今年もついに開催!今年のテーマは「作品主義宣言!」
新たなる”韓国映画”の魅力を伝える全21作品一挙上映!
 

 韓流シネマフェスティバル2007 作品スケジュール

 

 第1弾    9月1日〜9月14日

  『卑劣な街』          

 9/1(土)〜4(火)   12:00/14:30/17:00/19:30

  『レストレス〜中天〜』  

 9/5(水)〜7(金)   12:00/13:55/15:50/17:50

  『ミスター・ロビンの口説き方』

 9/5(水)〜7(金)   19:50〜21:40

  『手紙』

 9/8(土)〜10(月)  10:20/14:15/18:10

  『愛なんていらない』

 9/8(土)〜10(月)  12:05/16:00

  『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授』

 9/8(土)〜10(月)  20 :00〜21:45

  『角砂糖』

 9/11(火)〜14(金) 10:30/14:50

  『愛するときに話すこと』

 9/11(火)〜14(金) 12:45/17:05

  『浜辺の女』

 9/11(火)〜14(金) 19:10〜21:20

 

  第2弾   10月6日〜10月26日

  『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 
              リターンズ』

 10/6(土)〜9(火)    10:00〜12:05

  『ソウルウェディング
   〜花嫁はギャングスター3〜』

 10/6(土)〜9(火)    20:20〜22:20

  『サム〜SOME〜』

 10/10(水)〜16(火)  10:10〜12:10

  『恋愛の目的』

 10/10(水)〜12(金)  20:20〜22:20

  『拍手する時に去れ』

 10/13(土)〜16(火)  20:20〜22:20

 『20のアイデンティティ/異共』

 10/17(水)〜19(金)  9:25〜12:10

 『公共の敵2 あらたなる闘い』

 10/17(水)〜19(金)  20:20〜22:50
 10/20(土)・21(日)   20:00〜22:30

  『ウォンタクの天使』

 10/20(土)〜26(金)  10:00/14:00/18:00

  『強敵』

 10/22(月)〜26(金)  20:00〜22:00

 

  第3弾   11月10日〜11月16日

  『ピーターパンの公式』

 11/10(土)〜12(月)  20:10〜22:00

  『甘く、殺伐とした恋人』

 11/13(火)・14(水)   20:10〜22:00

  『多細胞少女』

 11/15(木)・16(金)   20:10〜21:55




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 韓流シネマフェスティバル2007 ルネサンス第1弾 (9月1日〜9月14日)

     
 
 『卑劣な街』 
 


監督/ユ・ハ 
出演/チョ・インソン、ナムグン・ミン
[2006年/140分]

9/1(土)〜4(火)
12:00/14:30/17:00/19:30


『マルチュク青春通り』のユ・ハ監督×俳優チョ・インソンが欲望の檻に閉じ込められた男たちの生き様を描いたノワール・アクションの傑作!

『マルチュク青春通り』でクォン・サンウを俳優開眼させたユ・ハ監督が、<バリでの出来事>のチョ・インソンとタッグを組んだノワール・アクション。野心に燃える三流ヤクザが、生きるか死ぬかの卑劣な世界で欲望に翻弄されるさまを、暴力描写満載で描く。インソンはこれまでの貴公子のイメージを脱ぎ棄て、短い髪、野暮ったい格好、乱暴な言葉遣いと三流ヤクザのビョンドゥに成りきり、過激アクションにも体当たりで挑戦。『マイ・ブラザー』のイ・ボヨンとのキスシーンも話題を集め、韓国公開1ヶ月で200万人の観客動員を記録した。ビョンドゥの部下役で、パク・ヒョジュン、チェ・ジファンら“マルチュク組”が再結集しているのも注目だ。

 

 『レストレス〜中天〜』 


監督/チョ・ドンオ 
出演/チョン・ウソン、 キム・テヒ


9/5(水)〜7(金)
12:00/13:55/15:50/17:50


チョン・ウソン主演最新作。中国ロケ、壮大なスケールで描くファンタジー・ラヴアクション。

現世と天国の間“中天”で、忘れられない愛の面影を抱いてひとり敵に立ち向かう男の闘いを、壮大なスケールで描く武侠ファンタジー。『私の頭の中の消しゴム』『DAISY』と人気、実力とも最高潮のチョン・ウソンが、悪魔を見ることのできる退魔師クァクを演じる異色のラヴストーリーで、ワイヤーアクションとCG満載の戦闘シーンにも体当たりで挑戦。公開3週目で150万人の観客を動員するヒット作となった。〈天国の階段〉のキム・テヒが“中天”でクァクと出逢うヒロイン、ソファ役で映画初主演。撮影は『MUSA/武士』『奇跡の夏』のキム・ヨンホ、衣裳は『HERO』『LOVERS』のワダエミと、国際的なスタッフが結集し、中国の浙江省でオールロケされた。

 

 『ミスター・ロビンの口説き方』 
 


監督/キム・サンウ 
出演/オム・ジョンファ、ダニエル・ヘニー
[2006年/109分]

9/5(水)〜7(金)
19:50〜21:40



キュートなのに恋愛下手なOLが、 容姿端麗のエリート社長に恋をした…無謀な恋のゆくえは?

NHK総合にて放映中〈春のワルツ〉のフィリップ役で人気沸騰のダニエル・ヘニーが、ラヴコメディに初挑戦!恋愛ベタなOLが、容姿端麗な上司を口説き落とす手練手管を描いたロマンティック・コメディで、ダニエル・へニーは頭脳優秀、スタイル抜群の“パーフェクトガイ”を自然体で好演。モデル出身らしく鍛え抜かれた上半身ヌードを惜しみなく披露するほか、『純愛中毒』のチョン・ジェヒョンが作曲した主題歌“Kissing Me!”を熱唱するなど、大活躍の映画初主演作となった。韓国では歌手としても絶大な人気を誇る『シングルス』のオム・ジョンファが、恋愛の駆け引きが苦手なOLをキュートに演じ、日本人ビジネスマン役で夏木陽介が出演している。

 

 『手紙』 
 


監督/イ・ジョングク 
出演/パク・シニャン、チェ・ジンシル
[1997年/92分]

9/8(土)〜10(月)
10:20/14:15/18:10



恋の始まり、結婚、そして突然の別れ… 傷心の妻の手許に届いた、切ないラヴレターに号泣! 1997年韓国興行成績1位に輝く恋愛映画の名作がついに日本上陸!

1997年の韓国ナンバーワンヒットを記録した愛の名作が、10年の歳月を経て待望の日本公開。〈パリの恋人〉の人気スター、パク・シニャンが、当時“メロドラマの貴公子”と呼ばれ、女性ファンのハートを掴んで離さない演技の真髄は必見、黄金撮影賞と百想芸術大賞の人気俳優賞、韓国映画批評家協会賞新人男優賞など、数々の賞に輝いた。出逢いから結婚まで、運命的な愛を誠実に育んできたファニュとジョンイン。しかし、ファニュが不治の病で急逝。失意の日々を送るジョンインのもとに最愛の人からの手紙が届く……。涙なくしては見られない“永遠の愛”を描く感動作で、監督は“ラヴストーリーの達人”の異名を持つ『SSU』のイ・ジョングク。

 『愛なんていらない』 
 


監督/イ・チョルハ 
出演/ムン・グニョン、キム・ジュヒョク
[2006年/119分]

9/8(土)〜10(月)
12:05/16:00




韓国の国民的妹、ムン・グニョン主演最新作。 テレビドラマ〈愛なんていらねえよ、夏〉のリメイク。 漆黒の闇を照らす愛の光──胸を打つ希望の物語。

愛を信じない孤独な男女が偽りの関係でめぐり逢ったとき、闇に閉ざされた冷酷な世界に思いがけない愛の光が差し込む。2002年にテレビ放映された渡部篤郎、広末涼子主演〈愛なんていらねえよ、夏〉の韓国版リメイク。実の母に捨てられ、心を閉ざす盲目の娘ミンに『ダンサーの純情』のムン・グニョン。“国民の妹”と呼ばれた彼女が、疑念を抱きながらもホストのジュリアンに魅かれてゆくミンの心の軌跡を、ヴィヴィッドに演じている。一方、栄光から絶望へ転落したジュリアンに、〈プラハの恋人〉のキム・ジュヒョク。これまで甘く誠実な魅力で人気を獲得した彼が、危険な香りを放つホストの仕草や話し方を、特訓を受けて体得した新イメージも話題に。

 

 『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授』 
 


監督/イ・ハ 
出演/ムン・ソリ、チ・ジニ
[2006年/104分]

9/8(土)〜10(月)
20 :00〜21:45





妖艶な女教授と彼女の秘密を握る漫画家 チ・ジニ主演のエロティック・コメディ

〈宮廷女官 チャングムの誓い〉のミン・ジョンホ役でブレイクしたチ・ジニが、セクシーな漫画家役に挑戦!挑発的な魅力を振りまきながら、20年前の女教師の奔放な過去を暴くエロティック・コメディ。『大統領の理髪師』のムン・ソリが、5人の男性を翻弄する女教授をセクシーに演じ、環境団体のリーダーでもある美貌の女教授の仮面が剥がされ、晒される赤裸々な素顔は爆笑間違いなし。ほかに、『ビッグ・スウィンドル!』のパク・ウォンサンが、女教師に熱烈求愛する放送局プロデューサーをユーモラスに演じている。監督のイ・ハは、映画振興委員会シナリオ公募大賞に輝いた自作脚本を映画化した本作で長編デビューを飾った注目の新鋭。

 

 『角砂糖』 
 


監督/イ・ファンギョン 
出演/イム・スジョン、ユ・オソン
[ 2006年/125分]

9/11(火)〜14(金)
10:30/14:50






韓国初!女性騎手の成長を描いた感動ヒューマン・ストーリー。 田舎の牧場を舞台に馬と少女が織り成す深い愛情の日々、 涙を流さずにはいられない衝撃のラストが胸に迫る

田舎の牧場を舞台に、女性騎手と愛馬との夢と希望の日々を描く感動のヒューマンドラマ。運命的な絆で結ばれた女性騎手シウンと愛馬チョンドゥンイの関係をリアルなものにするため、『サッド・ムービー』『サイボーグでも大丈夫』のイム・スジョンは3ヶ月間、実際の女性騎手について乗馬の基本姿勢からレースシーンまで特訓を受けた。そして、5ヶ月間、生活をともにしたチョンドゥンイの目を見ただけで、その日の体調が判るまでになったという。また、『友へ/チング』のユ・オソンがユン調教師役で友情出演。なお、6万坪の牧場のセットは済州島が一望できる漢拿山に建てられ、白熱のレースシーンは京畿道クァチョンの35万坪の競馬公園で撮影された。

 

 『愛するときに話すこと』 
 


監督/ピョン・スンウク 
出演/ハン・ソッキュ、キム・ジス
[2006年/115分]

9/11(火)〜14(金)
12:45/17:05


優しいがゆえに恋に不器用な男と、愛さえ忘れてしまった薄幸の女。互いに魅かれあうふたりだったが…。『八月のクリスマス』のハン・ソッキュが8年ぶりに挑む感動の恋愛物語。

『シュリ』『スカーレット・レター』など韓国映画界の大スター、ハン・ソッキュが98年の『八月のクリスマス』以来、8年ぶりに恋愛映画に主演する!素朴で真面目な薬剤師と東大門市場の贋物デザイナーという、愛することを忘れた男女が真実の愛を掴む珠玉のラヴストーリー。『チャーミング・ガール』のキム・ジスが、これまでの清純なイメージを脱ぎ捨て、男勝りなヒロインを魅力的に演じている。『ペパーミント・キャンディー』などの助監督を務めた監督のピョン・スンウクは、5年の歳月をかけて脚本を練りこんだ本作で監督デビュー。初恋ほど鮮烈ではないが、心地良いときめきを覚える2度目の大人の恋を心温まる眼差しで描き、批評家らから大絶賛された。

 

 『浜辺の女』 
 


監督/ホン・サンス 
出演/キム・スンウ、コ・ヒョンジョン
[2006年/129分]

9/11(火)〜14(金)
19:10〜21:20


シーズンオフの海辺で男と女は突然、恋におちてゆく… ニューヨーク、トロント、ベルリン、そして東京、 数々の映画祭を席巻し話題を呼んだ、大人のためのラヴストーリー!

『気まぐれな唇』『女は男の未来だ』など私小説的な語り口の新作を発表するたびに、国際的な脚光を浴びる監督ホン・サンス。映画監督と後輩の美術監督、そして彼の恋人が織り成す三角関係を、シーズンオフの海辺の町を舞台に描くラヴロマンスで、ベルリン国際映画祭パノラマ部門をはじめ、ニューヨーク映画祭、トロント国際映画祭、東京国際映画祭コンペティション部門など、世界各地の映画祭で上映、絶賛された。『素敵な夜、ボクにください』のキム・スンウが人気スターの気取りを脱ぎ棄て、優柔不断な“ホン・サンス・ワールド”の主人公を演じるほか、10年ぶりに女優復帰し、本作で映画初出演を果たしたコ・ヒョンジョンの大胆演技も話題を呼んだ。

 

 

 韓流シネマフェスティバル2007 ルネサンス 第2弾(10月6日〜10月26日)
 
 『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ』 
 


監督/キム・ドンウォン 
出演/チョン・ジュノ、ハン・ヒョジュ
[2006年/126分]

10/6(土)〜9(火)
10:00〜12:05


昨夏、《TOKIO》の長瀬智也主演でテレビドラマ化され、 高視聴率をマークした<マイ☆ボス マイ☆ヒーロー>の原作映画の続編! 今度はヤクザの親分が高校で教育実習修行!?

韓国で2001年に公開され、620万人の観客動員を記録する大ヒット、06年夏には《TOKIO》の長瀬智也主演でテレビドラマ化された『マイ・ボス マイ・ヒーロー』の待望の続編。高校生親分ドゥシクを演じてトップスターとなったチョン・ジュノが再び当たり役に挑戦、倫理の教育実習生となって学園に舞い戻るほか、組のナンバー2、サンドゥ役のチョン・ウンイン(『マジシャンズ』)、ナンバー3、テガリ役のチョン・ウンテク(『友へ/チング』)ら前作のメンバーが再結集、600万人の観客を集めた話題作だ。また、〈春のワルツ〉のヒロイン、ウニョン役で注目のハン・ヒョジュが本作で映画デビュー、女子高生ミジョンをみずみずしく演じている。

 

 『ソウルウェディング〜花嫁はギャングスター3〜』 
 


監督/チョ・ジンギュ 
出演/イ・ボムス、スー・チー
[2006年/117分]

10/6(土)〜9(火)
20:20〜22:20


香港名門マフィアの一人娘が韓国にお嫁入り! アジアを代表する国際女優スー・チーを迎え、 セクシー・アクション度数もヴァージョン・アップした 超一級エンタテインメントが誕生!

2001年に公開され、530万人の観客動員を記録した『花嫁はギャングスター』。これまでの物語を一新した人気シリーズ第3弾は、台湾出身の女優スー・チーを香港からやって来た“姐さん”役に迎え、韓国公開第1週で100万人を動員した痛快アクション。香港ボスの跡取り娘アリョンに翻弄される韓国ヤクザのナンバー3、ギチョルに『相棒〜シティ・オブ・バイオレンス〜』のイ・ボムス、彼の部下に『寵愛』のオ・ジホ、『スーパースター カム・サヨン』のチョ・ヒボンが、姐さんの命を守るため、抱腹絶倒の大騒動を巻き起こす。シリーズ第1作のチョ・ジンギュが監督復帰。『男たちの挽歌』のティ・ロンがアリョンの父親役で特別出演している。

 

 『サム〜SOME〜』 
 


監督/チャン・ユニョン 
出演/コ・ス、ソン・ジヒョ
[2004年/117分]

10/10(水)〜16(火)
10:10〜12:10


『カル』のチャン・ユニョン監督が贈る斬新なる映像世界 現実とデ・ジャヴが錯綜するラヴミステリー! 人気若手俳優コ・スが初主演で大鐘賞新人男優賞受賞

『カル』で猟奇殺人とメロドラマを融合させた鬼才チャン・ユニョンが、5年ぶりに放つ新感覚サスペンス。現実とデ・ジャヴが錯綜する斬新な視覚効果に、ソウル市街での過激なカーチェイスなどノンストップ・アクションを散りばめた異色のラヴミステリーだ。熱血刑事のソンジュを演じるのは〈グリーン・ローズ〉のコ・ス。映画初主演となった本作での体当たり熱演が認められ、大鐘賞新人男優賞に輝いた。また、デ・ジャヴによって24時間後のソンジュの死を予見するユジンに、〈宮〜Love in Palace〉のソン・ジヒョ。麻薬強奪の容疑をかけられた先輩刑事バンジャン役で、『公共の敵』『私たちの幸せな時間』の演技派カン・シニルが脇を固める。

 

 『恋愛の目的』 
 


監督/ハン・ジェリム 
出演/パク・ヘイル、カン・ヘジョン
[2005年/120分]

10/10(水)〜12(金)
20:20〜22:20


『トンマッコルへようこそ』のカン・ヘジョンと『殺人の追憶』のパク・ヘイルという若き演技派の共演が話題を呼んだ傑作

愛はセックスだと思い込む高校教師ユリムが、年上の教育実習生ホンと出逢い真実の愛を知る。胸の奥深くに秘めたホンの過去、その衝撃の結末は観る者の心を揺さぶらずにはおかない。共演は、先輩教師のチョに『親切なクムジャさん』のイ・デヨン、ユリムの恋人ヒジョンに『僕らのバレエ教室』のパク・クリナ。監督のハン・ジェリムは本作が第1作目。大鐘賞新人監督賞受賞など高く評価され、撮影は『小さな恋のステップ』のパク・ヨンス、音楽は『王の男』のイ・ビョンウと、スタッフにも精鋭が揃った。

 

 『拍手する時に去れ』 
 


監督/チャン・ジン 
出演/シン・ハギュン、チャ・スンウォン
[2005年/118分]

10/13(土)〜16(火)
20:20〜22:20


『トンマッコルへようこそ』の原作&脚本を手がけた韓国の人気劇作家チャン・ジンが挑むシニカルなクライム・コメディ。

48時間テレビ生放送の「殺人事件捜査ヴァラエティ」という奇想天外な発想から生まれた自作戯曲を映画化、韓国で観客動員250万人を突破するヒット作となった。容疑者と検事の真っ向対決に、ホテルのベルボーイや支配人、ガソリンスタンドの店員、日本人夫婦、盲目のマッサージ師といった個性的な証人が次々と登場、事件は混乱を極める。ヨンギ検事役のチャ・スンウォンと、容疑者ヨンフン役の“チャン・ジン組”シン・ハギュンが繰り広げる、冒頭の10分間に及ぶ尋問シーンをはじめとする、ふたりの白熱の演技合戦は必見!

 

 『20のアイデンティティ/異共』 
 


監督/ホ・ジノ、ポン・ジュノほか 
出演/ファン・ジョンミン、リュ・スンボム
[2005年/162分]

10/17(水)〜19(金)
9:25〜12:10


『八月のクリスマス』の監督ホ・ジノ、 『グエムル〜漢江の怪物〜』の監督ポン・ジュノほか、 韓国映画アカデミー出身の才能が大結集! 先鋭監督たちによる豪華オムニバス・ムービー。

1984年に開校した国立の映画養成機関、韓国映画アカデミー創立20周年を記念して、同校出身の20人の映画監督が「20」をテーマに競作した短編オムニバス映画。ホ・ジノの「アローン・トゥゲザー」は1本のビデオをめぐる男女の離別。ポン・ジュノの「シンク&ライズ」はゆで卵をめぐるナンセンスな賭け。イ・スヨンの「20の質問」は恋人と別れた男が見知らぬ男に質問する。イ・ヒョンスンの「20mmの厚み」は喧嘩をするカップルの生態。ユ・ヨンシクの「Fucked up Shoes!」は焼肉屋の玄関に脱ぎ捨てられた20足の靴がもたらす混乱など、内容は豪華かつ多彩。第17回東京国際映画祭《アジアの風》部門に出品され、好評を博した。

 

 『公共の敵2 あらたなる闘い』 
 


監督/カン・ウソク 
出演/ソル・ギョング、チョン・ジュノ
[2005年/149分]

10/17(水)〜19(金)
20 :20〜22:50
10/20(土)・21(日)
20:00〜22:30


2001年に公開され、300万人の観客を動員する社会現象となった『公共の敵』の待望の続編

監督カン・ウソク、主演ソル・ギョングをはじめ、スタッフ&キャストが再結集し、熱血検事が非情な政治家と“あらたなる闘い”を繰り広げるクライム・アクションで、前作を上回る400万人突破の大ヒットを記録した。『公共の敵』ではアウトロー刑事だったチョルジュンは、本作では熱血検事に出世するものの、トラブルメーカーぶりは健在。そんな彼と相対するのは、かつての彼の同級生で、財団の後継者サンウ。『マイ・ボス マイ・ヒーロー』シリーズや『大変な結婚』の好青年から一転、“金にもの言わせる”チョン・ジュノの悪役ぶりは大きな話題を呼んだ。

 

 『ウォンタクの天使』 
 


監督/クォン・ソングク 
出演/イ・ミヌ、ハ・ハ(ハ・ドンフン)
[2006年/108分]

10/20(土)〜26(金)
10:00/14:00/18:00


《SHINHWA(神話)》のイ・ミヌ、待望の初主演映画がついに日本上陸!!

息子との友だちのような思い出を残すため、同級生となって生まれ変わった父親が、愛息と友情の絆で結ばれるまでを描く感動のヒューマン・ファンタジー。身体は18歳だが心は中年の父親と、見かけは粗野だが父への想いは人一倍の息子がひき起こすジェネレーションギャップが共感の笑いを誘い、その愛情のゆくえにいつしか涙で包まれる。親友に生まれ変わった父親役で、テレビパーソナリティとして人気のハ・ハ(ハ・ドンフン)が、イ・ミヌと息ピッタリの快活な共演を果たし、お茶目な天使を『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のキム・サンジュンがコミカルに好演する。

 

 『強敵』 
 


監督/チョ・ミノ 
出演/パク・チュンフン、チョン・ジョンミョン
[2006年/119分]

10/22(月)〜26(金)
20:00〜22:00


『ジャングル・ジュース』のチョ・ミノ監督おくる48時間のノンストップ・アクション。

手錠で繋がれた刑事と脱獄囚が繰り広げる48時間のノンストップ・アクション。80年代から韓国映画界を支える演技派スター、パク・チュンフンと、〈ファッション70’s〉で人気急上昇中のチョン・ジョンミョンが命懸けのアクションに挑戦、熱い男のドラマに演技の火花を散らす。難病の息子に臓器移植を受けさせるため、殉職して手術費を調達する決意をした落ちこぼれ刑事ソンウと、寃罪を晴らすため復讐を誓う脱獄囚スヒョン。48時間の逃亡の最中、ふたりは友情の絆で結ばれる。監督は『ジャングル・ジュース』のチョ・ミノ。泥沼の人生にも光は差すというテーマを強調し、希望を掴もうともがく男たちの切迫した感情に共感の眼差しを注いだ。

 

 韓流シネマフェスティバル2007 ルネサンス 第3弾(11月10日〜11月16日)


 『ピーターパンの公式』 
 


監督/チョ・チャンホ 
出演/オン・ジュワン、キム・ホジョン
[2006年/110分]

11/10(土)〜12(月)
20:10〜22:00



2006年のベルリン国際映画祭で絶賛。 『僕らのバレエ教室』で鮮烈な印象を残したオン・ジュワン主演、 年上女性に想いを寄せる複雑な若者の心情を丁寧に描いた青春の光と影。

『僕らのバレエ教室』で注目された新鋭スター、オン・ジュワンが、誰もが体験する思春期の複雑な心模様を透明感あふれる演技で丁寧に綴った感動的な青春ドラマ。将来を嘱望された水泳選手を演じるため、ジュワンは元ナショナルチームの水泳コーチについて苛酷な訓練に耐え、19歳の高校生ハンス像を説得力あるものにした。本作で長編監督デビューしたチョ・チャンホは、大人になることに対する不安や心の痛みに立ち向かう普遍性ある若者たちの“公式”を共感を込めて描き、06年のベルリン国際映画祭フォーラム部門で正式上映されたほか、サンダンス映画祭、上海国際映画祭などに出品され、仏ドーヴィル・アジア映画祭では審査員賞に輝いた。

 

 『甘く、殺伐とした恋人』 
 


監督/ソン・ジェゴン 
出演/パク・ヨンウ、チェ・ガンヒ
[2006年/110分]

11/13(火)・14(水)
20:10〜22:00


低予算ながら200万人を超える大ヒット作となった奇想天外なラヴストーリー

予測不能な登場人物と風変わりな物語が絶妙に調和した新鮮さが口コミを呼び、9億ウォン(約1億円)の低予算にも関わらず、3週連続第1位の快挙を達成、200万人を超える大ヒット作となった奇想天外なラヴストーリー。恋愛なんて必要ないと強がりながら、30歳すぎて恋愛未経験の大学講師テウと、知的なのに謎めいた過去を持つ美女ミナが繰り広げる、身も心も凍る“殺伐とした”恋のゆくえ。演じるのは、『シュリ』のパク・ヨンウと『ワニとジュナ〜揺れる思い』のチェ・ガンヒの個性派コンビ。監督は本作でデビューしたソン・ジェゴン。大胆な台詞と突飛な展開が高く評価され、大韓民国映画大賞脚本賞に輝いた。HD撮影の臨場感も注目だ。

 

 『多細胞少女』 
 


監督/イ・ジェヨン 
出演/キム・オクビン、パク・チヌ
[2006年/104分]

11/15(木)・16(金)
20:10〜21:55


『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督が若者の間で人気沸騰のインターネット・コミックの映画化

韓国の若者の間で人気沸騰のインターネット・コミックの映画化で、SMや援助交際など規律が乱れきった高校を舞台に、貧乏少女と帰国子女の純愛を描くナンセンス・コメディ。強烈な“多細胞”キャラとド派手でキッチュなミュージカル・シーンは必見。〈オーバー・ザ・レインボー〉のキム・オクビンが貧乏神を背負った少女を、『マイ・リトル・ブライド』のパク・チヌが美少年に恋する帰国子女アンソニーを演じるほか、「生、ナル先生」のイ・キョン、ダンスユニット《OPPA》のユ・ゴン(ククチョル)、〈ノンストップ5〉のキム・ビョル、〈四捨五入〉のウン・ソンら、新世代スターの共演も見逃せない。監督は『スキャンダル』のイ・ジェヨン。